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立地場所が一番大切

私は建築士で、産婦人科の開業をサポートした経験があります。
産婦人科は少し特殊ですが、医院開業には立地場所が一番重要であることは間違いないと思います。
競合する医院の数と病床数を確かめ、周辺の人口や世帯分布今後の人口動向などから、立地を決めます。
私がサポートしたケースは新築でしたので、土地を探す必要がありました。
したがってテナントビルに入るケースに比べ、時間も手間もかかりました。
いい土地は値段が高いので、好立地であっても採算に合わないケースもあります。
また逆に価格は納得できても、患者さんを集めるには向いていないケースもあります。
また土地を買うのか借地かという選択もあります。
私達建築士は土地が候補にあがると、そのたびにその土地でどのような医院が建つのか計画案を作成しなければなりません。
うまくいきかけた物件が最終的に地主の相続の問題で、うまくいかなくなったことがありました。
それから早めの段階で、医院の名前やシンボルマークなどをきめる作業がでてきます。
私がサポートした産婦人科はこのイメージ戦略が特に大事なため、専門の広告代理店に頼んで、我々建築士もはいってチームで作業を進めました。
最終的にはパンフレットやホームページの作成、駅の宣伝看板のデザインまでその広告代理店が担当しました。
やはり宣伝のプロの仕事のレベルは高くお金を払って頼む価値は十分にあると思いました。
土地が決まるといよいよ設計に入っていきます。
設計でのポイントはどのような医療機器がはいるかということです。
医療機器は高額でリース物件が多く、医療機器専門の代理店がそれぞれ医者に営業してきます。
これがなかなか最後まで結論がでないで困りました。
現場に入ってからは医師と建築士と施工会社が定期的に現場で会議をしてすすめていきます。
ここでも普通の施設にくらべて、設備関係の打ち合わせが重要になってきます。
それぞれの場所に必要な医療ガスや医療コンセント特殊な設備の確認作業がでてきます。
一方医師は新しい医療スタッフの採用も進めなければなりません。
これらのスタッフは他の医療施設で働いているケースがほとんどなので退職時期や待遇などいろいろな調整が大変のようでした。
私達も建築に対する意見を聞くため一度採用予定者と会ったことがありました。
かなり人選をした上でのスタッフのようでしたが、開業後かなりのスタッフが入れ替わっています。
スタッフ採用は難しいと実感しました。

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